北杜市清里で絶景と癒しを満喫!魅力溢れる高原リゾートガイド
忙しい毎日から離れ、自然に囲まれた清里高原でリフレッシュしたいと思いませんか。
山梨県北杜市高根町清里に位置するこのエリアは、標高1200メートルの高原リゾートとして多くの観光客に愛され続けています。八ヶ岳南麓の大自然に囲まれ、富士山や南アルプスの絶景を一望できるロケーションが魅力です。清里テラスからのパノラマビュー、地元食材を活かした絶品グルメ、家族で楽しめる体験アクティビティなど、季節を問わず楽しめるスポットが盛りだくさん。
この記事では効率的に清里を巡るためのアクセス方法から、おすすめ観光スポット、絶品グルメまで詳しくご紹介します。きっとあなたも清里の魅力に心を奪われることでしょう。

目次
清里テラスと絶景スポットで感動体験
ここでは、標高の高さと八ヶ岳の大自然が生み出す特別な景観体験をご紹介します。清里エリアの絶景スポットは、それぞれ異なる魅力と特色を持っており、訪れる方々に忘れられない感動をお届けしています。
標高1900m清里テラスで富士山絶景
サンメドウズ清里の清里テラスは、清里観光のハイライトとして多くの方に愛されています。標高およそ1900メートルの山頂エリアに位置するこの絶景スポットでは、富士山、南アルプス、野辺山高原の大パノラマを一望できます。
パノラマリフトで約10分間の空中散歩を楽しみながら山頂へ向かう体験も魅力の一つです。リフトからの景色も素晴らしく、八ヶ岳の自然を満喫しながら清里テラスへとアクセスできます。
山頂にあるカフェ1920では、絶景とともに特別なひとときを過ごせるでしょう。営業期間は2025年5月24日から11月3日まで、リフト料金は大人2800円となっています(2025年8月時点)。最新の営業時間や料金については公式サイトでご確認ください。

吐竜の滝で自然の神秘に癒される
川俣川渓谷にある吐竜の滝は、清里エリアでも特に神秘的な魅力を持つ観光スポットです。落差10メートル、幅15メートルの滝が何段にもなって落ちる風情ある姿は、多くの方を魅了し続けています。
緑に囲まれた岩間から絹糸のように流れ落ちる水の流れは、まさに自然が作り上げた芸術作品といえるでしょう。滝の周辺は苔むした岩に覆われ、日本庭園のような静寂と美しさを感じられます。
駐車場から徒歩約15分でアクセスできる利便性も魅力の一つです。遊歩道は比較的歩きやすく、途中でJR小海線の鉄橋をくぐる際には、運が良ければ列車の通過を見ることができ、鉄道ファンにも人気のスポットとなっています。

美し森展望台で360度パノラマ絶景
標高1543メートルの美し森展望台は、360度のパノラマ絶景を楽しめる清里の隠れた名所です。八ヶ岳、南アルプス、富士山、秩父山系を一望できる贅沢な眺望が待っています。
駐車場から展望台まで約15分のハイキングコースは、適度な運動にもなり、家族連れにも人気があります。6月上旬から中旬にかけては、約1000本のレンゲツツジが咲き誇り、辺り一面がオレンジ色に染まる美しい光景を見ることができます。
展望台にはソフトクリーム販売所があり、絶景を眺めながら清里の味を楽しめるのも嬉しいポイントです。

八ヶ岳高原大橋で撮影スポット巡り
黄色い橋として親しまれる八ヶ岳高原大橋は、清里エリアの撮影スポットとしても高い人気を誇ります。橋からは八ヶ岳、南アルプス、富士山の雄大な眺望を楽しむことができ、特に紅葉時期の美しさは格別です。
川俣川渓谷を横断するこの橋は、周辺の自然環境と調和した美しいデザインが特徴的です。秋には紅葉に包まれた渓谷と黄色い橋のコントラストが絶景を生み出し、多くの写真愛好家が訪れています。
橋周辺は川俣川渓谷との組み合わせ観光も楽しめ、吐竜の滝への遊歩道入口としても利用されています。車でのアクセスも良好で、清里駅周辺から約10分程度でアクセスできるため、効率的な観光ルートに組み込みやすいスポットです。ぜひ清里観光の際には、これらの絶景スポットを巡る計画を立ててみてはいかがでしょうか。

清里グルメと地元食材で味覚を満たす
清里高原の標高1200メートルという恵まれた環境が育む豊かな食文化をご紹介します。八ヶ岳南麓の冷涼な気候を活かした酪農業では、ジャージー牛乳をはじめとする質の高い乳製品が生産されています。
また、朝夕の寒暖差が大きい高原気候により、レタスやキャベツなどの高原野菜も甘みと栄養価に優れたものが栽培されており、地元の食材を活かした創作料理が楽しめます。ここでは清里を代表するグルメスポットで、標高の高さと豊かな自然環境が生み出す特別な味覚体験をご堪能いただけるでしょう。
清泉寮の有機ジャージー牛乳ソフト
清泉寮ジャージーハットの有機ジャージー牛乳ソフトクリームは、1978年から愛され続ける清里の代名詞的存在です。ジャージー種としては日本で初めて「有機JAS規格」の認証を受けた牛乳を使用しており、乳脂肪分4.3%以上という濃厚さが特徴となっています。
自家牧場産のグラスフェッドミルクは、東京ドーム15個分もの広大な敷地の牧草のみで育てられたジャージー牛から搾る良質で貴重なものです。広々とした300平方メートルを超える大展望テラスからは、富士山や南アルプスの絶景を望みながらソフトクリームを味わう特別な体験ができます。清泉寮ソフトクリーム(オリジナル)500円、清泉寮プレミアムソフトクリーム900円で提供されています(2025年8月時点)。

萌木の村で高原の創作料理を堪能
八ヶ岳南麓清里の萌木の村では、清里の緑の森に個性的なショップ・レストラン・オルゴール博物館などが点在する一大エリアで多彩なグルメ体験が可能です。地元食材を活かした創作レストランが充実しており、自然環境の中での食事を楽しめます。
特に萌木の村ROCKは、1971年、創業者である舩木上次(ふなき・じょうじ)が、清里高原初の喫茶店としてオープンした歴史あるレストランで、年間15万食オーダーされるROCKビーフカレーが名物となっています。また、レストラン ネストではフレンチおよびイタリアンの技法を駆使した八ヶ岳エリアの食材をふんだんに使った創作料理を味わえます。季節ごとに変わる地元食材を使ったメニューが、ガーデンの美しい環境とともに特別な食事体験を提供してくれるでしょう。
まきばレストラン|標高1,420mの絶景ダイニング体験
山梨県立まきば公園内のまきばレストランは、標高1,420m、八ヶ岳南麓に広がる広大な牧場の真ん中にある絶景レストランです。牧草地や山々を眺めながら、甲州ワインビーフや富士桜ポークなどの地元産食材を使用したメニューを楽しめます。
甲州ワインビーフを使った本格的な肉料理やビーフシチュー、ポークカレーライスなどの人気メニューがあり、広大な牧草地と山々を望む大パノラマの中での食事体験は格別です。また、ソフトクリームも提供しており、大自然の中での特別なダイニング体験を満喫できます。

清泉寮ファームショップで農場直営グルメ体験
清里高原の冷涼な気候を活かした高原野菜栽培では、朝夕の寒暖差により甘みと栄養価に優れた野菜が育ちます。清泉寮ファームショップでは、地元の食材&清泉寮ジャージー牧場産の食材を使ったナチュラル志向のメニューを提供しており、農場から食卓への直結した食体験が楽しめます。
特に、たくさんの具は野菜のみで10種類以上!動物性の素材を使わないハーベストカレーは、標高1200メートルの環境で育った新鮮な高原野菜の風味を存分に味わえる人気メニューです。店内ショップでは有機ジャージー牛乳やかわいい雑貨なども充実しており、清泉寮ソフトクリームもここで味わうことができます。

家族で楽しむ体験アクティビティ満載
清里高原の豊かな自然環境を存分に活かした家族向け体験プログラムが、皆さんを心豊かな時間へといざないます。標高1200メートルの八ヶ岳南麓に位置するこのエリアでは、動物とのふれあい、自然学習、読書体験など多彩なアクティビティが楽しめるのが特徴です。
子供から大人まで一緒に参加できる体験プログラムは、単なる遊びを超えた教育的価値も含んでいます。清里の澄んだ空気の中で過ごす時間は、家族の絆を深め、子供たちの成長にとっても貴重な財産となるでしょう。四季を通じて楽しめる施設も充実しており、天候に左右されず安心して遊べる環境が整っています。
清里ポニー牧場で動物とふれあい体験
清里ポニー牧場では、ポニーをはじめとするヤギやウサギなど様々な動物たちとの心温まるふれあい体験が楽しめます。スタッフによる引き馬での乗馬体験は、牧場一周で1,200円~となっています。(2025年8月時点)
動物たちへのエサやり体験は、子供たちの情操教育に大きな価値をもたらします。優しい動物たちとの交流を通じて、命の大切さや思いやりの心を育むことができるでしょう。
緑の芝生に囲まれた開放的な環境で過ごす時間は、都会では味わえない癒しのひとときとなります。最新の営業時間などの情報については事前にご確認ください。
ファミリーパークでアスレチック冒険
清里丘の公園ファミリーパークは、雨の日でも安心して楽しめる屋内遊び場「こどもパラダイス広場SÖPÖ」が2023年4月にリニューアルオープンしました。中学生以上850円、1歳から小学生800円、0歳無料で、赤ちゃんから小学生まで年齢に応じて安全に楽しめる知育玩具やアスレチック遊具が充実しています(2025年8月時点)。
ボーネルンド社の高品質な遊具や体験型アクティビティが、子供たちの身体能力と創造性を同時に育みます。フィンランド語で「可愛い」という意味のSOPOという名前にふさわしく、愛らしい遊具がお子様のテンションを上げてくれること間違いありません。
3階のキッズカフェレストランでは、お子様プレートやうどんなど豊富なキッズメニューもご用意されており、営業時間9:00-16:00で一日中快適に過ごせる環境が整っています。
えほんミュージアムで親子読書タイム
1997年に開館したえほんミュージアム清里では、国内外の絵本原画を展示する静かで落ち着いた読書空間を提供しています。入館料は一般800円、小中学生300円で、常設展では「イメージの魔術師」と呼ばれるイギリスの絵本作家エロール・ル・カインの作品を鑑賞できます(2025年8月時点)。
雨の日でも安心して楽しめる屋内施設として、親子のコミュニケーションを深める絵本体験の価値は計り知れません。鑑賞後は併設のミュージアムカフェで、緑豊かな自然を眺めながら絵本を読む特別な時間を過ごすことができます。
年に数回開催される企画展では、話題の絵本作家の原画やスケッチなどの貴重な資料も展示されており、大人も童心に返って楽しめる工夫が随所に施されています。営業時間は10:00-17:30(受付終了17:00)です。
八ヶ岳自然ふれあいセンターで学習
山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンターは、標高1400メートルの清里高原で八ヶ岳の豊かな自然について楽しく学習できる施設です。入館料無料で、鳥の羽や鹿の角などの実物展示や参加型のクイズ展示を通じて、自然の仕組みを体感的に理解できるのが魅力です。
レンジャー(自然解説員)による自然体験プログラムやガイドウォークでは、五感を使った森歩きを通じて新たな発見を重ねることができます。30分から5時間まで様々な長さの自然歩道が整備されており、家族の体力に合わせて選択できるのも安心ポイントです。
虫あみや図鑑、長靴や防寒着などの無料レンタルサービスも充実しており、全ての体験プログラムも無料で参加できる「八ヶ岳の学びの入り口」として親しまれています。開館時間は9時~17時です(季節によって変動)。
| 施設名 | 主な体験内容 | 料金 | 天候 |
|---|---|---|---|
| 清里ポニー牧場 | 乗馬体験・動物ふれあい・エサやり | 1,200円〜 | 屋外 |
| こどもパラダイス広場SÖPÖ | アスレチック・知育玩具・体験型遊具 | 800円〜 | 屋内 |
| えほんミュージアム清里 | 絵本原画鑑賞・読書・カフェ | 300円〜 | 屋内 |
| 八ヶ岳自然ふれあいセンター | 自然学習・ガイドウォーク・展示見学 | 無料 | 屋内屋外 |
清里観光を効率的に楽しむ実践ガイド
ここでは清里観光を最大限に楽しむための実践的な情報をご紹介します。滞在期間別のモデルコース、アクセス方法、季節ごとのベストタイミング、宿泊施設選びなど、旅行計画に必要な要素を整理して効率的な観光をサポート。これらの情報を活用することで、限られた時間の中でも充実した清里体験を実現できるでしょう。
1泊2日モデルコースで名所を網羅
清里の主要観光スポットを効率よく回るモデルコースをご紹介します。初日は絶景スポット巡りを中心とし、2日目は体験アクティビティとグルメを満喫するバランスの良いプランがおすすめです。
1日目は清里駅到着後、まず「サンメドウズ清里」の清里テラスへ向かいましょう。標高1,900メートルから望む大パノラマで旅の始まりを演出できます。午後は「清泉寮ジャージーハット」で名物ソフトクリームを堪能し、「吐竜の滝」の神秘的な景観を楽しみます。2日目は「八ヶ岳自然ふれあいセンター」での学習体験や「萌木の村」でのショッピングとカフェタイムを。 このコースなら移動時間を含めて各スポットに十分な滞在時間を確保できるのがポイントです。
アクセス方法と駐車場完全ガイド
東京(新宿駅)からの清里へのアクセスは、電車でも車でも約2時間半となっています。電車利用の場合は特急あずさ号で小淵沢駅まで向かい、JR小海線に乗り換えて清里駅へ。特急あずさ号は新宿~小淵沢駅間で運行されており、小淵沢駅への停車本数は時期により変動します。
車でのアクセスは中央自動車道を利用し、小淵沢IC、長坂IC、須玉ICが便利です。目的地のエリアに応じて最適なインターチェンジを選択できるのが特徴です。 主要観光スポットの駐車場については、清里テラスは無料駐車場完備、清泉寮も無料で利用できます。最新の運行状況は公式サイトでご確認ください。
季節別ベストタイミングと服装準備
清里高原の四季それぞれに異なる魅力があります。春(4~5月)は新緑が美しく、日中はTシャツでも快適ですが朝晩の寒暖差が大きいため薄手のジャケットが必要です。
夏(6~8月)は最高気温でも25度前後と涼しく、まさに避暑地の本領発揮の季節。ただし標高1,200メートルの清里では、平地よりおよそ7〜10℃程度気温が低いことを念頭に置きましょう。近年の猛暑の影響で清里でも夏の最高気温が30度を超える日もあるため、事前の天気予報確認と熱中症対策も必要です。秋(9~11月)は紅葉が美しく、清里テラスでは秋の先取りコーデが必要です。冬(12~3月)は雪景色が楽しめますが防寒対策をしっかりと。 どの季節も標高による気温差を考慮した服装選びが重要なポイントです。
| 季節 | おすすめの服装 | 注意点 |
|---|---|---|
| 春(4~5月) | Tシャツ + 薄手のジャケット | 朝晩の寒暖差が大きい |
| 夏(6~8月) | 半袖 + 薄手の羽織り | 平地より7~10度低い・熱中症対策も |
| 秋(9~11月) | 長袖 + ジャケット・セーター | 清里テラスは秋の先取りコーデ必須 |
| 冬(12~3月) | 厚手のコート・ダウン + 防寒具 | 雪対策・本格的な防寒が必要 |
清里高原の宿泊施設選びのポイント
清里エリアには多様な宿泊施設が揃っています。ペンションは清里の代名詞的存在で、アットホームなおもてなしと手作り料理が魅力です。オーナーとの交流を楽しみたい方や、地元食材を活かした料理を堪能したい方におすすめです。
ホテルは清里高原ホテルやリゾナーレ八ヶ岳など、リゾート感あふれる施設が特徴的。温泉や大浴場、本格的なレストランでの食事を楽しめます。コテージは清泉寮のコテージなど、プライベート感を重視する家族やグループに最適です。 予算や旅行スタイル、求める体験に応じて選択することで、清里ならではの特別な宿泊体験を満喫できます。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。清里高原の魅力は絶景、グルメ、体験アクティビティが見事に調和した、まさに理想的な高原リゾートであることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
標高1200メートルという恵まれた立地から生まれる豊かな自然環境と、長年培われてきた観光地としてのホスピタリティが、訪れる人々に特別な体験を提供し続けています。
ここで改めて、清里観光を楽しむための重要なポイントをご紹介いたします。
- 清里テラス(標高1900m)からの富士山・南アルプス大パノラマは清里観光のハイライトである
- 清泉寮の有機ジャージー牛乳ソフトクリームは1978年から愛される清里の代名詞的存在である
- 萌木の村ROCKの年間15万食カレーなど地元食材を活かした創作料理が味わえる
- 家族向け体験アクティビティは動物ふれあいから自然学習まで教育的価値も高い
- 1泊2日のモデルコースで効率よく主要スポットを網羅できる
清里高原は四季を通じて異なる表情を見せてくれる魅力的な観光地です。春の新緑、夏の涼しさ、秋の紅葉、冬の雪景色と、どの季節に訪れても感動的な体験が待っています。東京から約2時間半というアクセスの良さと、標高による涼しさが織りなす快適な環境は、日常の喧騒を忘れさせてくれる特別な場所といえるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、あなたも清里高原で心に残る素晴らしい時間をお過ごしください。
